保坂展人氏が世田谷区長選出馬への決意を表明 |
前衆議院議員の保坂展人氏は、本日2時に、下北沢にある北沢タウンホールにて記者会見を開き、世田谷区長選への出馬への決意を表明しました。
保坂氏への区長選への出馬要請については、昨年から多くの市民運動に携わる人々の間から共通して声が上がっていましたが、保坂氏は国政への挑戦を理由に固辞していました。
しかし、3月11日の大震災と原発事故は大きな転機をもたらすこととなりました。
3月30日、二子玉川の川べりの喫茶店「じゅん」。
木下も参加した市民運動に携わる有志数名の会合の席で、市民運動と区長選をつなげるための方策が議論されていました。論点は3月11日の未曾有の大震災と原発事故の評価におよび、好むと好まざるとにかかわらず歴史的転換点にあるとの共通認識が生まれました。
その瞬間、もう一度、保坂氏に要請してみるべきだとの共通の言葉が、だれが先というでもなく、一挙に口を衝いて出たのです。
そこから、今回の擁立への歩みは始まりました。
即刻、保坂氏に連絡をとり、31日午前中に面談、曲折、困難を乗り越えて、1週間で本日の出馬表明会見となったわけです。
記者会見では、保坂氏は、市民運動や区民の要請を受け無所属で出馬する決意を表明。本日付で社会民主党の離党手続きを申請したことを明らかにされました。
合わせて社会民主党と生活者ネットが推薦や支持を約束、国民新党も推薦を表明したこと、わが「無党派市民」も推薦していることが披露されました。
民主党花輪都議への自民党都本部の関与により、築地移転が逆転可決。それを成果とする石原都知事が再登板を決意。その結果、自民も民主も「分裂」含みもあって、区長選には二桁の立候補が予定されているといいます。
こうした混迷の中で、保坂氏の擁立を成功させたからには、勝利を目指して進むのみ!
文字通り、無党派市民の力が試されてます。