予算総括質疑 政治家はウソをついてはいけない! |
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2010年7月の選挙社民党から比例選に出ていながら、自らの主張を社民党の政策として公党の約束に結実させたのに、離党したから知らぬと云うのは国民を愚弄するもの。
2010年7月7日付 参議院議員選挙への政策質問に対する社民党の回答書
最後チャイム時間切れで、全部言えなかったのが、残念。
「私は政治家は嘘をついてはいけないと思いますね。それが今の日本の政治を非常に不信感でもって見られてるわけですよ、だから(保坂が通れば道路は止まるといった)私は辞めます。」
の後に、
「公約違反の区長こそ、責任をとって辞めよ。」
と言いたかったのです。
政治家はウソをついてはいけない!
保坂氏が出馬した2010年参議院選比例選挙の約束でもあった補助54号線の凍結見直し――保坂区長は選公約違反をどう釈明するのか?
<以下、議事録です。>
木下委員 今日は皆さんのお手元に資料配布をしております。ひとつはですね「保坂展人のどこどこ日記」、それからツイッター、それから選挙戦の前日に行われたトークセッションでの発言、それから選挙公示日の演説、それと選挙公報、それから社会民主党の公開質問状に対する回答。そして最近の朝日新聞の記事と、それを提供しております。
これを見ていただきながら質問したいと思いますけれども、本会議でも申しあげたんですけどね、このツイッターの記事、5月の19日、2010年5月19日にですね、
「下北沢『再開発』は、石原都政と小泉改革の醜悪なコミュニティ破壊だと思います。下北沢を巨大道路で分断。高層ビルを建てるための条件が揃うが、実は道路はわずかな距離だけ。短い帯のような幅広い道路は、高層ビルを管朗にする仕掛け。こんな計画に道路特定財源が投入。スズナリも道路予定地。」と、このツイッターです。
この考え方をお変えになったのかどうかって聞いたんですけど、それに応えてないですねキチッと。この考え方を変えたんですかどうなんですか区長?
保坂区長 えーと他の会派に先ほど答弁で答えてましたが、要するにこの再開発計画を最初に聞いて街を分断するだとか下北沢の魅力は損なわれてしまうんじゃないかなどの問題意識は持ちました。その問題意識が完全になくなって、全て従前の計画のままにということで動いてきたのではないとうことも、よくお分かりだと思います。
木下委員 今の事業が54号線の事業が高層開発を誘導するということについてもね判断してるんですね。60mの(高層容認の)今の地区計画だけれども、道路が作られることによってそういったものが林立すると。それから醜悪なコミュニティ破壊になると。この考え方は変わってないですか? いや、それは区長しか答えられないです。醜美の問題についていってるんだから。
保坂区長 あの~まぁいろいろ過去のブログだとかですね、色々出していただきまして、で、まぁそのように公共事業について見てきたということについてはその通りです。で、先ほど他の会派にも答えましたけど、区長ということで事業中のところをじゃあどうするかという選択に迫られて生活再建の問題とかある中で跡地の見直しを契機にやっていくということで、事業についてはまぁ継続をするという判断をしたというふうに申しあげて……
木下委員 配った資料の中にですね、2010年7月7日の公開質問状に対する回答ってのがあるんですが、これは「Save the 下北沢」、「下北沢商業者協議会」、「“まもれシモキタ!行政訴訟の会」、つまり裁判をやっている団体も含めて公開質問状を出したんですが、それについての回答が、これ社会民主党から来てるんですね。この時の選挙はですね、まさに保坂区長は比例代表選で出たんですよ。三位につけてましたよね。そうすると一位二位がですね、一位が福島瑞穂さん。二位が今の現党首の吉田忠智さんですよ、この回答は保坂さんを支持する形で、世田谷ですからそういう形で投票した人もいるかも知れないけれども、少なくともね社会民主党の公約にもなるんじゃないですか? この公約はまだ活きているんじゃないですか? 揚々として。どう思いますか?
保坂区長 これも私、社民党を離党しておりますので、2011年の段階で、ですから社民党として何かをお答えするということは適当ではございません。
木下委員 この文章の中にはね「下北沢『再開発』は、石原都政と小泉改革の醜悪なコミュニティ破壊だと思います。超党派の議員連盟である公共事業チェックの会事務局長でもある保坂展人前衆議院議員をはじめ、社民党として、歩いて楽しめる街・下北沢の魅力を守り、カーフリーの街から生まれる文化を守り育てるという皆さんとともに下北の街を守るためにともにがんばる決意ですので、今後ともよろしくお願い申し上げます。」といってですね、「一旦事業を凍結し、立ち止まって改めて検証を行い、事業規模や内容を見直すべきだと考えます。」と書いてあるんですよ。
だからこういう一連の流れがあって、あなたを私はかついだんですよね。皆さんにお配りした保坂のぶとと花輪ともふみのこれ、多数出てましたけれどこれ、二名の方の選挙公報持ってきました。これね、何故出したかっていうと、最後に「大型開発優先の区政から転換します。」って書かれてあるわけですよ。この時何があったか、つまりね花輪ともふみさんはね、臨海の、築地のですね移転問題で裏切ったわけですよ。
(「そうだ」のざわめきあり)
その裏切りに対して公共事業の見直し問題を掲げた市民団体があなたにね白羽の矢を立てたんですよ。そういう経緯だってことは分かってますよね。
だからこそあなたは、「大型開発優先の区政から転換します。」って書いてるんですよ。それで選挙の際も、前日には「もし、区長であれば、この開発計画が、本当に、そもそも正しいのかどうかと、60年ぶりに目を覚ましたみたいな道路計画が、果たして、今、ふさわしいのかどうか、ということから立論して手を打っていけるじゃないですか。」と言ってるんです。
それから「皆さん、区長というのはですね、住民の代表ではなかったんでしょうか。違いますでしょうか。それとも、石原都知事の、ある種の、指令の下に働く、管理職なんでしょうか。残念ながら、この8年間、住民の代表としての顔が見えなかった。だから、このまま世田谷区が、また、その同じ区政を継承するようなことになったら街が死んでしまう。こんな思いを私、受け止めました。」
これは公示日の下北沢の南口の王将の付近であなたが演説したんですよ。私も応援演説をした。それをまさに違えたんです。あなたは当選したとたんに、京王線の高架を認めた。それで全部外環についても認めた。二子玉川についても全部開発を認めた。そして最後に残されたのは下北沢の54号線の問題だったんですよ。
ずーっと注視してた。ところがあなたは1月にそれの延伸について7年も延伸して60億円も積み上げて決めちゃったんですよ。なんかねぇ、区長候補が今、出てるみたいだけれども、そのまさに54号線の地権者ですよ、その取りざたされている方は。
(場内 (笑))
そういうことにもあいなってるんですよ区長、どう思いますか?
保坂区長 地権者云々ということについては分からないんで、お答えできませんが、あのー、当然政治家にとって、その何を言ってきたかって大変重いわけで、それは大型公共、大型開発優先の区政から転換しますというこのスローガンについてはですね、私としてそれぞれの事業を見ながら意思してきた。つまりまだ課題はあると思います。
木下委員 私は政治家は嘘をついてはいけないと思いますね。それが今の日本の政治を非常に不信感でもって見られてるわけですよ、だから私は辞めます。
チャイム
委員長 以上で無党派・緑の質疑は終りました。