98kgから77kgへ 木下の2010年の減量記録 |
「2011年 年頭にあたって」で、98kgから77kgへと21kgの減量を達成したと書いたところ、ご心配、あるいは、お褒めの電話も含め、多くの方からの問い合わせがありました。そこで、この1年間の減量記録をグラフと写真で公開し、ダイエットのいきさつを記しておきます。
仕事柄、飲みにケーションを理由に酒を飲み続けていたために、20歳の時には60kgであった体重が30歳代中ごろで80kg、40歳でタバコを止めてからは、食事も美味しくなり、加速して40才代後半で90kgを超えていました。
昨年2010年の1月3日、しばらくぶりに体重計に乗ったところ、針は98kgを指していました。正月料理を食べ過ぎたとはいえ、もうすぐ0.1トン。身長は176.5センチです。これではいけないということで、一念発起して、ダイエットをはじめました。
ダイエットの方法には、数多あるようですが、私が実践したのは、禁酒と夜食禁止です。
酒飲みにはものを食べずにひたすら飲むタイプと、食べつつ飲むタイプがありますが、私は後者でした。食べながら飲むのは、肝臓の保護とアル中対策には少しは良いようですが、その結果がメタボリックシンドロームです。飲食の後のラーメンは、それはそれは、美味しいものです。
昨年、1月4日より、まずは、一般的な食事制限で体重を落とし始めましたが、途中戦略を練り直し、1月20日よりは、禁酒と8時以降の夜食禁止に切り替え、3度の食事は出来るだけ規則的にとるように努めました。
特別の運動や筋トレを行ったわけではありません。
ダイエット持続の推進力となったのは、基礎代謝や体脂肪率、内臓脂肪指標も表示できる最新式の体重計に毎朝乗り、インターネットのダイエット支援サイトである「体重グラフ」に記録を残すという作業を続けたことです(「体重グラフ」のサイトはhttp://diet.dyndns.org/?cmd=top)。
幸いなことに、昨年1月に私の基礎代謝を計ったところ、1900キロカロリーという高数値が出ました。若いころ、山で鍛えていたのが功を奏していたのでしょうか。筋力はかなりありました。毎日、1600キロカロリー位の熱量取得に抑えれば確実にやせられるとの予測がつきました。
1600キロカロリーというと、普通の食事をしていれば良いということになります。言い換えれば、私は、長年、酒を飲みながら一日あたり、いつも2500キロカロリー超を、ときには3000キロカロリー超を摂取していたということなのでしょう。
予測が立つと、実践に確固たる意思を込めることも出来ます。毎日の測定で成果が出ると、これが面白くなり、持続できたということでしょうか。
一年を振り返りますと、1月から7月までの間にほぼ、20kgを落としています。その後は均衡状態が続き、2010年の大晦日の測定では76.3kgと実に22kgの減量を達成しています。
さて、禁酒ですが、昨年1月20日より、一滴も飲んでいません。禁酒原理主義ではありませんので、復活しても良いのですが、最近では、飲まないのも悪くないなと思っています。
20歳から飲み始めて酒暦36年にして止めたわけで、私にしては、おおきな文化革命にもなっています。今まで見えなくなっていたものが見えてきたとか・・・、この辺は機会を見て改めてレポートします。いずれにせよ、酒を復活するにせよ、酒からは自由(フリー)でありつづけたいと思います。