下北沢地区補助54号線委ついて2期3期を」区長はどうするのか問う |
下北沢地区補助54号線委ついて2期3期を」区長はどうするのか問う
○新川勝二 委員長 本日は、これまで審査してまいりました平成二十五年度予算五件の補充質疑を行います。
それでは、質疑に入ります。
緑の党Greens Japan世田谷、どうぞ。
◆木下泰之 委員 保坂区長にお聞きしたいんですけれども、区長は連続立体交差事業というのはどういう事業であるというふうにお考えになっていますでしょうか。
◎保坂 区長 鉄道と道路が交錯して踏切があるところを立体化すること、それで道路及び鉄道を連関させて整備する事業かと理解しています。
◆木下泰之 委員 これは道路事業である、街路事業であるということは御存じですよね。
◎板垣 副区長 道路事業でやっています。
◆木下泰之 委員 そうしますと、区長は就任されたときに、道路事業についての中間見直しを二年延期されましたよね。この二年延期されたというのはどういう意図で二年延期されたんでしょうか。区長にお聞きしているんですけれども。
◎板垣 副区長 道路整備方針につきましては、三・一一の状況がございましたので、その前に一旦調整計画ということにしておりましたけれども、調整計画を引き続き見直すということで、今、再度時間的に調整をするということ、それから基本構想等が動き出しておりますので、基本構想、都市整備方針の改定にあわせて道路整備方針についても、それとの整合も図るという意味で、時間的に延ばしをさせていただきました。
◆木下泰之 委員 いずれにせよ、連立事業のほうを都市計画決定して事業認可申請に進むということは、新たな街路事業、道路事業を始めるということになってしまうと思うんです。例えば京王線の連立を入れるということは、補助一五四線、二一六号線及び放射第二三号線、補助一二八号線、一三三号線、二一五号線、二一七号線と七本もの都市計画道路を新たに着手することになるわけですけれども、これらの都市計画道路を住民の意見を聞いて見直そうということは区長はお考えにならなかったんですか。
◎保坂 区長 おっしゃるような関係にあることはもちろん存じ上げていますし、ただ、前区長から引き継いだ計画事業について、その見直しがかけられるところはかけたつもりです。今おっしゃるようなそれぞれの道路についても、連続立体交差事業の中で、当然住民の声を聞くということは必要になるだろうというふうに思っています。
◆木下泰之 委員 連続立体交差事業というのは、例えば京王線の場合は、あらかじめ交差する部分については、今言った都市計画道路について施工していくということなんですよ、その高架下のちょうど四角いところなんですけれども。そういうことを御存じですか、区長。
◎板垣 副区長 四角いところというのはよくわかりませんが、連続立体交差事業に合わせまして、補助一五四号や補助二一六号線については、事業認可に向けて今準備を進めております。
◆木下泰之 委員 前から副区長はこの関係のことをやっておられるんだから、十分わかっていると思ったんだけれども、区長もわかっていなかったみたいだけれども、連続立体交差事業というのは、交差する都市計画道路のところはあらかじめ穴あけというのをやって、その下については、連立事業として四角い部分だけは先に施工していくという形をとるんですよ。だから、さっき言ったような関係を言っているわけですね。
道路事業あるいは大規模公共事業の見直しを区長は約束されて、それで当選されたわけだけれども、まさに大規模事業というのはそういう意味があるわけですよね。だから、少なくとも道路見直しの年次が、区長就任の当時、入っているわけだから、それは住民の意見を聞いて、その都市計画道路についてどうするかという、かなり大きなところでの住民の意見を聞いてから事業に着手するかどうかということについてやるべきだったんじゃないですか。区長はそういう考え方はなかったんですか。区長、答えてください。
◎保坂 区長 大規模な公共事業というのは、形はさまざまあるわけです。その大規模な公共事業からの転換ということをうたって選挙で当選させていただいたと、ほかにもたくさん政策はありますけれども。という中で、極力住民の皆さんの声というのは聞く場をつくり、また参加の内容もきっちり保障するようにということは言い続けている、指示をしてきたつもりです。
◆木下泰之 委員 言っておられることとやっていることが全然違うわけですよね。つまり連立事業について、まだ説明会が中断していた段階で、その説明会をやるかどうかということについて、区長はそれをやるとおっしゃったわけだよね。それがどういうことになるかというと、一つの着手の手順に入っていくという、並行して道路の見直しもそこに入っていたわけだから、それは道路の見直しというのは住民の意見を十分聞いて、それでやるべきだったと思うんですよね。でも、そういうおつもりがなかった、また認識もなかったということだと思うんですね。
それから、下北沢の補助五四号線についてはどうでしょうか。今回聞いたところ、一期、二期、三期に分かれているけれども、一期についてはある程度進んできているということがありますので、それはそれとしても、それは百歩譲っておいておいたとしても、二期、三期についてどうなんですかというふうに聞いたところ、お役人のほうは、これは粛々とやりますというふうなことをおっしゃっているわけですね。区長はどうなんですか。下北沢の補助五四号線というのは町を破壊する道路だったんじゃないんですか。そういうふうに認識されていなかったんですか。いかがですか。
これは区長に聞いているんですよ。ちょっと、区長に聞いているんです。役人の判断はさっき私が言いました。だから、区長はどう考えているのか聞いているんです。
◎板垣 副区長 私どもは答弁で申し上げていたのは、二期、三期については、一期の事業を見た上で判断してまいりたいという、その旨を答弁させていただいております。
◆木下泰之 委員 連続立体交差事業の要件の一つに五四号線がなっていたという事実があるわけですよ。ですから、見直すといったときには、それも含めてやはり見直すために設計しなきゃいけないわけですね。そういう認識も区長にはないんですか。それは考えられてそう言っているんですか。どうなんですか、区長。
◎保坂 区長 下北沢はまさにこれから地下に線路が潜っていくわけで、まちづくりにかけてもかなり……。
○新川勝二 委員長 以上で緑の党Greens Japan世田谷の質疑は終わりました。