2016年5月開催のシモキタ開発見直し記念パーティー
日本における最大規模の公共事業である連続立体交差事業、司法の和解勧告による「行政訴訟の和解」を意義あるものにするための出発です。小田急線下北沢地区の同事業については立体化の鉄道事業費だけでも1600億円。公共事業の在り方を巡っての問題点はモリカケに負けず劣らず満載です。司法から投げかけられた自治民主主義を市民と自治体がどう受け止めて実践していくかが課題です。1990年から1916年まで闘ってきた一連の小田急裁判の総決算を力にしていくために、もうひと働きしていきます。
「区長とシモキタ開発見直しを
協働する市民の会」発足総会
(12月16日)のお知らせ
下北沢地区の小田急線連続立体交差事業と道路・街づくりについての訴訟は、住民側専門家の意見書「福川意見書」を裁判所が評価して「住民と行政の協働」を求める和解勧告がなされ、これを踏まえて2016年3月30日の公開法廷で世田谷区と住民原告がそれぞれ意思表明をし、これを東京都も国も認めたうえで、同年4月2日に和解として終結しました。
その後、昨年10月20日の保坂展人区長との面談で原告団との協働への対応が約束されたにもかかわらず、和解勧告を踏まえた意思表明を無視する形で事業は進行してきました。
補助54号線2期3期は優先整備路線からは外れましたが、この新しい土台に立った駅前広場の見直しや、低層の魅力の街を継続させていくための高さ制限の見直し、鉄道地下後の土地利用の「公共的空間」としての見直しに着手しようとしません。
種々の活動で、一定の牽制とはなっているものの、司法判断を生かそうとしない区長の姿勢に、正式発足をためらってきましたが、準備会発足から1年を経た今、むしろ正式発足し和解での約束を守らせる運動を活発化しようという結論に達しました。
下記の通り発足総会を開催しますのでご参加をお願いします。また、ご来賓の方には発足を励ましていただければ幸いです。
(初めてこの会に参加したい、という方はあらかじめ、木下までメールなりお電話でご連絡ください。メール kinoshita@a.email.ne.jp)
日時 12月16日(土) 午後6時より8時30分まで(終了後、場所を変え、忘年会も行います。)
会場 北沢タウンホール2階集会室
(世田谷区北沢2-8-18 ℡03-5478-8006)
議題 1、準備会発足後の活動報告 2、正式発足にあたっての役員選出 3、会規約、会の活動方針の採択
区長とシモキタ開発見直しを協働する市民の会(準備会)
事務局長 木下泰之
〒155-0033 世田谷区代田4-24-15-102 ℡080-6550-1283